個人情報保護士 学習方法

出来るだけ効率よく、確実に合格できる方法を知りたいんですが。。
私が1ヶ月で個人情報保護士に合格した勉強方法をお伝えしますね!
当記事では、個人情報保護士合格のための効率的な学習方法についてまとめました。
筆者も所持している資格で難易度が近いものとして「ITパスポート」や「QC検定3級」と比較されることが多いようです。
事務系管理部門などに属していない方にとってはこれらの資格よりも難易度が少し高めに感じるかもしれません。
知識収得のため勉強している方、会社からの要請で資格取得を目指す方など色々な方がいらっしゃるかと思います。
簡潔にまとめていますので是非参考にしてください。
- 試験の難易度:低め
- 試験:年4回実施
- 合格率:30~40%前後
- 問題数:100問(課題Ⅰ 50問、課題Ⅱ 50 問)
- 合格基準:70%以上の正答率 ※課題Ⅰと課題Ⅱ各70%以上
- 試験時間:150分 ※マイナンバー実務検定1級 or 2級合格者はマイナンバー法の理解が免除されます。
過去問からの出題が多いため過去問を繰り返し解くことで合格確率がUPします。
私が受験するにあたって本当に知りたかった下記内容を順番に紹介します。
ちなみに、合格するとゴールドの少しラメの入った認定証カードが送られてきます。

どのくらいの勉強時間が必要?
1ヶ月前から勉強することをおススメします。
ネットの口コミでは下記のようなものを目にします。
徹夜で一晩勉強して合格しました。
1週間あれば、十分合格点に到達できます。
一般常識問題が多いからほとんど感覚で解けました。
こうのような口コミを見てどう思いますか?
口コミを見て安心したい気持ちはわかりますが…
どのくらい勉強するかはあくまで自身の理解度を尺度に決めた方が得策です。
そもそも、勉強時間については個人差が大きいものです。
ベースの知識量も違ければ、記憶力や勉強方法によっても必要勉強時間は大きく異なってきます。
また、記述式ではなく、選択式のためカンの良い人は受かってしまうこともあるでしょう。
しかし、過去問題集を最低3回、間違えた問題は、内容を理解するまでしっかりテキストを読み込む必要があります。
試験範囲の広さや過去問題以外からも出題される問題傾向から判断しても1ヶ月前から勉強することで知識が定着して応用問題に対応できるようになるでしょう。
教材は何を使ったらよいか?
教材は、公式テキストと公式問題集の一択です。
これしか公式のものがないのでこれを使うほかありません。
しかしテキストを読んでも全く頭に入ってこないので、過去問題集を1周してから全体を網羅的に把握するために1度、過去問で間違った箇所や解らない用語がある都度テキストを読み込むとよいでしょう。
過去問だけではなく、テキストも買ったほうがよいですか?
僕は、テキストもあった方がよいと思うよ。
でも、いろいろな口コミでは、過去問だけでも合格できるってあるし…。
たしかに、過去問だけでも合格点をとることは可能かもしれないけど、合格基準が8割から7割(平成30年)に引き下げられてから、出題の難易度は当然高くなっているし、最近の傾向として過去問にない範囲からの出題も多くなってるんだ。
じゃあ、確実に一回で合格するためにはテキストはあった方がいいかも!
ちなみに過去問題集は本屋で立ち読みすればわかりますが、けっこうひどいです。
解答の解説が問題文をそのまま書いているだけだったりと解説になっていない問も多々あります。
それでもこの過去問題集が唯一の公式のものなので、これをひたすら繰り返し解くことが合格への近道になるでしょう。
具体的な学習方法は?(4week)
【1week】
①過去問題をまずは1周する
⇒まずは出題傾向をつかみます
②テキストを1周読む
⇒出題範囲の内容を全体的に把握します
【2week-3week】
③過去問題を加えて2周する(①の1周とあわせて3周)
⇒解きっぱなしにせずに間違えた問題は必ず各設問の正誤理由が理解できるまで見直すことが重要です
④もう一度テキストを1周読む
⇒この段階ではテキストの内容がかなり頭に入っています。過去問に出題のない用語も記憶しましょう
【4week】
⑤更に、過去問を最低1周する(①③の1周と合わせて4周、できれば5、6周)
⇒過去問の答えを覚えてしまうくらいになっていればOKです
⓺何度解いても間違えてしまう問題を正解するまで解きなおす
⇒直前、試験前日か前々日の忘れない程度の直近で暗記します
⑦個人情報保護法のガイドラインを2、3度読む
⇒ガイドライン記載内容からの出題があるため目を通して損はありません
下記リンクより「個人情報の保護に関する法律についてのガイドライン(通則編) (PDF : 592KB)」などを参照ください。※過去問を何度も解いて、もう十分!と思うかもしれませんが、ガイドラインは法律をわかりやすく一般の人が理解できるように解説した内容になっています。理解を深められるだけでなく記載内容の文面がそのまま出題されることもあるので、あと1問で涙を飲まないためにも目を通すことをおススメします。
最後に
個人情報保護士は準備をして臨めば確実に合格できる資格です。この記事を読んで一人でも多くの方の資格取得に繋がりますよう。
